昼食抜き1日2食ダイエットの健康効果とやり方

• 昼食抜きにしたらどれくらいやせる？
• 1食食べないなら朝昼晩どれがいい？
• 昼食を食べないダイエット方法を知りたい！

簡単に今すぐ痩せたい人は1日2食ダイエットにチャレンジするといいですよ。

1日2食ダイエットは、1日3食のうち1食を食べないようにするシンプルなダイエットです。

確実に体重を減らすことができますし、健康アップ効果もあるんですよ。

1日2食にするためには、朝昼晩どれかの食事を食べないようにする必要がありますが、昼食抜きにしたときのぽいんとなどはあるのでしょうか？

今回は、昼ご飯を食べない「昼食抜きダイエット」について分かりやすく丁寧に紹介していきます。

1日2食の効果

食事の量を減らし、1日2食にすると色々なメリットがあるんです。

まずは1日2食したときのダイエットや、健康アップ効果を紹介しますね。

1カ月で2～3キロやせる

1日2食ダイエットが気になっている人が、一番気になるのは体重がどれくらい減るかですよね。

1日2食にすれば、1ヵ月に2～3キロやせる効果があります。

普通のダイエットでも、1ヵ月で2キロやせれば成功です。

1食食べないだけでこれだけやせられればいいですよね。

1日2食は1カ月程度続けるだけで十分に効果はありますが、できれば3カ月程度を目安に続けてみるといいですよ。

6キロも体重が落ちれば、顔周りもほっそりして見た目の印象も大きく変わっていきますよ。

健康効果も抜群

1日2食は、ただ食事を抜いてやせるだけではありません。

実は健康にもいいんです。

1日2食はご飯を食べない時間を長く作ることができるので、その間に胃腸を休ませることができます。

そのおかげでファスティング（断食）と同じ効果があるんです。

1日2食を「プチ断食」と呼ぶこともあります。

ご飯を食べない間は消化にエネルギーを使わなくてよくなります。

すると体は余ったエネルギーを代謝にまわすようになるので代謝がアップします。

代謝がアップして体が本来の働きを取り戻していくと、どんどん健康になっていくんですよ。

女性にうれしい美容効果

1日2食にするメリットは、健康アップ効果だけではありません。

プチ断食のデトックス効果で、毒素や老廃物を体の外に排出するので美容にも効果が高いんです。

ファスティングを定期的するモデルの人が多いのも、美容効果が高いからなんですよ。

1日2食にするとアンチエイジング効果や、ターンオーバーによる美肌効果が期待できます。

少食になってリバウンドしない

1日2食を続けていくと、食事の量が少なくなります。

そしてしばらくその生活を続けていくと、どんどん少食に慣れていきます。

1日2食を3カ月続けることを勧めた理由は、少食を習慣化するためです。

少食が習慣化してしまえば、リバウンドの心配もありません。

リバウンドはダイエットが終わった後に、前の太る食事に戻すから起こるからです。

一度少食が習慣化すれば、リバウンドもなく、何も意識しなくても太らなくなります。

昼食抜き1日2食ダイエットのメリット

続いて1日2食で昼食抜きにした時のメリットを紹介しますね。

摂取カロリーを大幅カット

昼食抜きにすれば、摂取カロリーを大きく減らせるので高いダイエット効果があります。

ほとんどの人が食事の量は夕食と昼食が同じくらいで、一番少ないのは朝食だと思います。

昼食の方がたくさん食べるという人も結構多いですよね。

朝は起きたばかりであまり食欲がなく、朝食をほとんど食べない人も、昼食と夕食に食欲が湧いてくるので、たくさん食べます。

昼食抜きにすれば、1日の摂取カロリーを約800キロカロリー減らすことができます。

そのおかげで継続していけばどんどんやせていきます。

午後から眠くならない

昼ご飯を食べると午後から猛烈に眠たくなりませんか？

食事を食べると消化のために血液が、消化器官に集中します。

そのせいで脳への血流が少なくなるので、脳の活動が低下して眠たくなるんです。

炭水化物の多い食事だと、食後に血糖値が急激に下がって一時的に低血糖状態になので眠気はさらに強くなります。

わたしたちの体はもともと体内時計によって、昼ごろに眠たくなるようになっています。

昼ご飯を食べてると余計に眠たくなります。

わたしも経験がありますが、昼ご飯を食べない方が、午後からも集中力を保った状態で仕事をすることができます。

消化はわたしたちが思っている以上に負担のかかる活動です。

フルマラソンと同じくらいだという話もあるくらいですから、体が疲れてしまうのも無理はないですね。

食費、時間の節約になる

昼食抜きにすればご飯を食べないのでその分、ランチ代の節約になります。

ちょっとおしゃれなお店でランチをすると1000円くらいかかることもしばしばです。

20日働いていれば月に2万円の節約になりますから、結構あなどれません。

家で過ごす時も昼食を食べなければ、食材を買ってきて、料理する時間が省けます。

その分時間の節約になりますから、余った時間で自分の好きなことをすることができます。

夜の食事を楽しめる

昼食抜きは、夜にご飯を食べることができるので、友人や家族との付き合いを楽しめます。

家族や友人と一緒にご飯を食べるのは一番夕食が多いですからね。

親しい人と一緒にご飯を食べたいのに、食べられないのはストレスですよね。

昼ご飯を食べないようにすれば、夕食は好きに食べることができるのでそんな心配もありません。

昼食抜き1日2食ダイエットのデメリット

メリットだけではなく、デメリットもいくつかあります。

1日2食で昼食抜きにするデメリットを紹介します。

食べない時間が短い

プチ断食は、デトックス効果を高めるために食べない時間を長くすることが大事です。

しかし昼食抜きダイエットは、朝食や夕食を抜いた時に比べると、食べない時間が短くなります。

朝食や夕食を抜くと、睡眠中の時間もごはんを食べない時間ができるので、16～18時間ご飯を食べない時間ができます。

でも昼食抜きだと、例えば朝7時に朝食、夜7時に夕食を食べた場合、12時間しか食べない時間ができません。

昼食抜きは他の食事を抜いた時に比べると、どうしてもデトックス効果が下がってしまいます。

それに1日のうちの食事の時間を短くしたほうが、ダイエットに効果があることが研究で分かっています。

昼食を抜くよりも、朝食か夕食を抜くほうが1日の食事時間を短くすることができます。

夜の食べ過ぎにつながりやすい

血糖値が下がると、胃腸に食べ物があっても、脳はお腹が空いたという信号を出します。

そのせいで本当は食べなくても大丈夫なのに空腹を感じてしまいます。

朝食で、トーストにジャムを塗って食べたりすると、しばらくして血糖値が急激に下がるのでお腹が空いてしまいます。

そのまま昼食も抜いてお腹が空いた状態が長く続くと、夜に食べすぎてしまう可能性が高くなります。

昼食を抜くなら、朝食も食べないようにして夕食だけ食べたほうがいいかもしれません。

昼食抜き1日2食ダイエットのやり方

昼食抜きで1日2食ダイエットを成功させるやり方を紹介します。

ポイントをしっかりと抑えておけばばっちりとダイエットを成功させることができます。

食べる順番に気をつける

食事は野菜⇒タンパク質⇒炭水化物の順番で食べましょう。

この順番で食事を食べると、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるからです。

血糖値はダイエットでとても重要です。

血糖値が急激に上昇すると、インスリンが過剰に分泌されます。

インスリンは別名「肥満ホルモン」と呼ばれていて、体に脂肪を蓄えて、さらに脂肪の分解を妨げる働きがあります。

つまり食事の順番を間違えると、太りやすくやせにくい体になるということです。

それに血糖値が乱高下すると、低血糖になって空腹感を感じてしまいます。

特に、昼食抜きにする時は、朝食をトーストにジャムを塗って食べるだけというのは避けましょう。

炭水化物や甘い食べ物は血糖値を急激に上昇させます。

日中に空腹になってしまって、夜の食べ過ぎにつながります。

朝食にパンを食べるならその前に野菜を食べるなど少し工夫して食べるようにしましょう。

食事のかわりに水分補給する

わたしたちは食事から多くの水分を補給しています。

意外かもしれませんが、食事の約70％は水分でできているんですよ。

昼食抜きにすると、その分いつもより水分が不足してしまいますから、ドリンクからしっかりと水分補給をしましょう。

それに水分をしっかりと摂ることで代謝を促して、やせやすい体をつくることができます。

「モデルの人が1日2リットルの水を飲む」というのは、有名な話ですよね。

水分を摂ることで汗や尿から体の毒素や老廃物を排出してくれるのでデトックス効果も高まります。

朝1杯の水を飲んで、定期的な水分補給をこころがけましょう。

食事の内容に気をつける

昼食抜きダイエット中は、ダイエット効果を高めるためにも、食事内容に気を配りましょう。

昼食を抜いて摂取カロリーを減らしても、栄養不足になると代謝がうまくいかないので、うまくやせなくなってしまいます。

昼食を食べない分、少ないカロリーで1日の栄養をしっかり食べる必要があります。

そのためには、カロリーが低くても栄養のある食べ物を食べる必要があります。

フライドポテトなどのカロリーが高くて栄養価のあまりない食べ物は避けるようにしましょう。

何を食べていいか悩んだときは「マゴワヤサシイ」の食材と発酵食品を積極的に食べるようにしましょう。

夕食は夜20時までに終わらせる

夕食は夜20時までに終わらせましょう。

1日に朝昼晩があるように、体内にも3つのサイクルがあります。

夜20時以降は「吸収と代謝の時間」と呼ばれていて、代謝が活発になる時間です。

この時間に食事を食べてしまうと、代謝が鈍ってしまうのでダイエットにはあまりよくありません。

夜20時までに夕食を食べるのが難しい人は、寝る2時間前には食事はすませておきましょう。

睡眠をしっかりととる

ダイエット中は睡眠をしっかりととりましう。

睡眠中は代謝が活発になり、細胞の修復やメンテナンスが行われます。

寝不足になると成長ホルモンの分泌量が減り、代謝や脂肪燃焼がうまくいかなくなります。

睡眠不足になると、食欲ホルモンの量が増え、普段よりもご飯を多めに食べてしまうようになります。

ダイエット中に睡眠不足だった人は、睡眠をしっかりとった人の半分しか痩せなかったという研究もあります。

意外ですが睡眠はダイエットにとってとても大事です。

人によって睡眠時間は違いはありますが、8時間は眠るように心がけましょう。

昼食抜きより朝か夜に食べない方がいいかも

1日2食ダイエットで昼食抜きにする方法を紹介しました。

いかがだったでしょうか。

昼食抜きにした場合、夕食抜きと同じように摂取カロリーを大きく減らすことができます。

反面、食べない時間が短く、朝食を食べるので夕食の食べ過ぎにつながりやすくなります。

1日2食であればどの食事を食べないようにしてもいいですが、わたしは朝食や夕食を抜くのをおすすめします。

プチ断食では、摂取カロリーよりも「食べない時間を長くして代謝を上げること」を重視するからです。

どの食事を抜いてもやせることはできますので、自分の生活スタイルにあった方法を選んでいきましょう。