- すぐに3キロやせたい!
- 簡単に痩せる方法はないの?
- 1カ月もダイエットが続かない・・・
あなたは体重に対するこんな悩みはないですか?
脂肪は一度つくと落とすのに苦労します。
特にわき腹や背中は中々脂肪が落ちないですよね。
そんな人にお勧めしたいのが1週間で3キロ痩せるダイエットです。
短期間に脂肪を撃退して、確実に痩せることができます。
ダイエットをしてもなかなか続かなくて挫折してしまうという人も、短期間ならうまくいきます。
今回は、1週間で3キロやせるための具体的なダイエット方法を、わかりやすく丁寧に紹介していきます。
3キロやせるのはとても大変
短期間で3キロ痩せるのは大変です。
3キロの脂肪をわかりやすく置き換えてみると、スーパーで売られている脂肪の多い鶏肉や豚肉を想像してみてください。
あの肉が3キロ体のわき腹やお腹、背中に余分についていると想像してみて下さい。
脂肪は筋肉よりも軽いので、実際の脂肪の量はもっと多くなります。
それだけの量を1週間で減らすのは大分難しそうに感じますよね。
それを楽に解決するのが断食ダイエットです。
3キロはやせるには21,600キロカロリー消費が必要
人は1キロ痩せるのに7,200キロカロリー消費する必要があります。
脂肪はおよそ1キロ9,000キロカロリーなのですが、2割は水分なので脂肪がなくなれば水分は一緒になくなります。
だから1キロ痩せるためには残りの脂肪分7,200キロカロリーを消費する必要があります。
3キロだと、21,600キロカロリーというかなり大きな数値になります。
これを運動だけで減らそうとするのはとても大変です。
体重60キロの人が10キロ走ると600キロカロリー消費します。
毎日10キロ走っても、600×30=18,000キロカロリーなのでまだ足りません。
10キロの長距離を走る場合は、2日に1回ぐらい走る程度にしないと体に悪いです。
普段運動をしない人がいきなり走り出すと膝を痛めてしまいます。
運動はダイエットや体型を整えるボディメイクには向いていますが、短期間で痩せるには向いていないんです。
普通のダイエットは1カ月はかかる
普通のダイエットでは、2~3キロ痩せることができれば成功です。
3キロ痩せようと思ったら、普通のダイエットをしても1ヵ月~1カ月半かかります。
先ほど話した通り、毎日10キロ走っても1カ月で3キロ痩せることはできません。
普段あまり運動をしていない人が運動をするのはとても大変ですし、わたしも経験がありますが、継続して運動するのはかなり難しいことです。
意志が弱いとすぐに挫折してしまいます。
挫折しないためには、短期間でダイエットを終わらせる必要があります。
3キロ痩せるなら3日断食がおすすめ
もし短期間に3キロ痩せたいと思っているなら、断食ダイエットがおすすめです。
断食ダイエットなら1日1キロ痩せることができます。
3日断食をすれば、3キロ痩せることができるんです。
断食のダイエット効果は以下の表を参考にしてください。
断食のやせる目安
- 1~5日 体重の2%
- 6~10日 体重の0.8%
- 11日目以降 体重の0.5%
断食をはじめて5日までは体重のおおよそ2%が減っていくので、体重が50キロ以上の人であれば1日1キロ以上やせることができます。
もちろん個人差はありますが、3日断食すれば平均3キロは痩せることができます。
3日間断食は初めて断食ダイエットをやる人には安全で一番おすすめの長さです。
断食の効果が高まるのが2日目からなので、効果も高いです。
断食ダイエットは慣れてしまえば非常に簡単ですよ。
デトックスによる美容効果も
断食には食べ物を食べないことによるデトックス効果があります。
普段食べ物を食べていると血液が内臓に集中していますが、内臓が休んでいるので血液が全身を巡るようになり、血行がよくなります。
そして血液中に溜まった毒素や老廃物を体の外に排出してくれます。
普段消化に使われている酵素が、代謝に使われるようになるので、代謝が活発になリ細胞が生まれ変わります。
細胞が活性化すると肌荒れやアトピーが治ったり、肌ツヤがよくなります。
体の毒素を外に出すので、シミ、シワの予防にも効果的なんです。
多くのモデル、有名人、歌手の人が断食ダイエットをするのは高いダイエット効果と美容効果があるからなんですよ。
3キロ痩せるための具体的なやり方
自宅でやる断食は安全のため最大でも1週間までといわれています。
3日間の断食は初心者でも安全にできる範囲ですので気負わずにやっていきましょう。
ただしやり方を間違えると失敗したり、効果が低くなることがあります。
間違ったやり方をしないようにしっかりとやり方を覚えていきましょうね。
難しいことはありませんよ。
3日間断食の流れ
具体的に3キロ痩せる断食の方法を紹介していきます。
3日間断食の流れは以下の通りになります。
- ドリンクの準備
- 準備期間
- 断食期間(3日)
- 回復期間(1日)
断食は最低でも断食期間3日+回復期間1日の合計4日で行います。
準備期間は断食の準備を整えるための期間です。
ドリンクを飲む断食では、絶対に必要というわけではありませんが、準備期間があると断食中の効果が高くなります。
時間があれば1~3日準備期間を用意するといいでしょう。
ドリンクを準備する
まず断食を始める前に、食事のかわりに飲むドリンクを用意しましょう。
ドリンクは、酵素ドリンク、スムージー、コンプチャなど断食中に断食の効果を高めてくれる飲み物のことです。
断食ダイエットには、なんの準備もなしに水だけで行ういわゆる「水断食」というものもありますが、つらいのでお勧めしません。
わたしも知識がない時に軽い気持ちでやったことがありますが、水断食は修行のような断食です。
空腹感が強く挫折する可能性が非常に高いです。
それに体に必要なミネラル、ビタミンなどが全く摂れないので体にも悪いんです。
断食=つらいというイメージも水断食からきているものです。
食事のかわりのドリンクを飲むと栄養を摂れますし、空腹感がありません。
ドリンクがあると、断食が驚くほど簡単になりますよ。
準備期間
準備期間は、断食をする前に断食の準備を整える期間です。
必ずしも設ける必要はありませんが、準備期間があると断食にスムーズに移行できます。
準備期間は、動物性タンパク質やラーメンなどの脂っこいもの、揚げ物は避けます。
かわりに納豆や豆腐などの豆類や野菜、海藻類などの食事を食べるようにしましょう。
準備期間中に食べる食材は「マゴワヤサシイ」を参考にするといいですよ。
マゴワヤサシイの食材
- マ ⇒ 大豆、枝豆などの豆類、豆腐、納豆
- ゴ ⇒ ゴマ、ナッツ、クルミなどのナッツ類
- ワ ⇒ ワカメ、モズクなどの海藻類
- ヤ ⇒ 野菜、こんにゃくなど
- サ ⇒ 魚介類
- シ ⇒ しいたけ、マッシュルームなどのキノコ類
- イ ⇒ さつまいも、じゃがいも、さつまいもなどのいも類
- +発酵食品 ⇒ 味噌、梅干し、漬物
※「サ」の魚介類は食べない
発酵食品は、動物性タンパク質が含まれているチーズやヨーグルトはできるだけ避けて味噌や梅干などを食べるようにしましょう。
低カロリーな食事を心がけて、いつもよりも少なめに食べるようにしましょう。
また断食前だからといって前日に暴飲暴食しないように気をつけて下さい。
前日に食べすぎると翌日も体の中に食べたものが残っているので消化に時間がかかり、断食の効果が落ちてしまいます。
断食前日は20時までに食事を済ませるようにこころがけましょう。
準備期間のポイント
- 野菜中心の低カロリーな食事をこころがける
- マゴワヤサシイ+発酵食品を食べる
- 動物性タンパク質、脂っこい食べ物は避ける
- 断食前日の夜20時以降は食べない
断食期間
断食中は一日3回食事のかわりに、準備したドリンクを飲みます。
ドリンクは空腹時や食事の間にも飲んで一日4~6回飲むようにしましょう。
ドリンクを飲むタイミングは以下の表を参考にしてください。
仕事の日のドリンクを飲む目安
時間 | メニュー |
7時【朝食】 | ドリンク200ml |
12時【昼食】 | ドリンク200ml |
18時【夕食】 | ドリンク200ml |
20時 | ドリンク200ml |
休みの日のドリンクを飲む目安
時間 | メニュー |
7時【朝食】 | ドリンク200ml |
10時 | ドリンク200ml |
13時【昼食】 | ドリンク200ml |
16時 | ドリンク200ml |
18時【夕食】 | ドリンク200ml |
21時 | ドリンク200ml |
ドリンクの量もこれより多くてもかまいません。
運動をした後は、水分不足になりやすいので量を増やして飲んでください。
あとはいつも通りに過ごしましょう。
水分補給をこまめにする
断食中は水分補給をこまめに摂りましょう。
人の体は、1日2.5リットルの水分がなくなっていきます。
失った水分を補うためには食事のかわりのドリンクでは足りません。
ドリンクとは別に水やお茶をこまめに飲むように心がけましょう。
水分をたくさん摂ることで汗や尿から体の老廃物を外に出す効果もありますよ。
断食中にコーヒーは飲んではいけません。
カフェインは内臓に負担がかかりますし、空腹時に飲むと気持ち悪くなることがあります。
断食中に飲むお茶も、ノンカフェインのお茶を選んでください。
ノンカフェインのお茶
- 麦茶
- 昆布茶
- はと麦茶
- そば茶
- ごぼう茶
- 小豆茶
- ルイボスティーやカモミールティーなどのハーブティー
塩分不足にもなりやすいので、塩分を補給するために、具なし味噌汁やすまし汁、梅干を砕いてお湯で割った飲み物を飲むのもおすすめです。
朝コップ一杯の水を飲んで一日を始めるようにしましょう。
断食中は運動をすると効果的
断食中は脂肪が燃焼しやすくなっているので、運動をすると効果的です。
運動をすることで血流がよくなり、代謝も活性化します。
断食中は効脂肪燃焼果を高めるために、積極的にウォーキング、ストレッチ、ヨガなどの軽い運動をしましょう。
ただしあまり激しい運動はしないようにしましょう。
激しい運動をすると活性酸素が発生するので、体の酵素が大量に消費してしまいます。
断食中に激しい運動をすると、気持ち悪くなる可能性もあります。
気持ち悪くなったらすぐに運動を中止して安静にしましょう。
気分が悪い時に無理に運動するのもNGです。
断食が終わったら回復食を食べる
断食が終わったら、回復期間です。
回復期間は消化のいい食べ物から徐々に、普通の食事の戻していくための期間です。
3日間断食の場合、回復期間は1日で十分です。
下のメニューを参考に回復食を食べましょう。
回復食の参考メニュー
- 朝 ⇒ おかゆ もしくは酵素ドリンク
- 昼 ⇒ おかゆ、豆腐とわかめの味噌汁
- 夜 ⇒ マゴワヤサシイを心がけた6割程度の食事
※朝は普段食べていない人は食べなくてもいいです
糖質が気になる人は、おかゆのかわりに、野菜を使ったスープ、みそ汁、サラダにしてもかまいません。
「マゴワヤサシイ」を意識して、消化に良く胃腸にやさしい食事を食べるようにしましょう。
回復食は味付けを薄くして、よく噛んで食べてください。
できるだけ内臓に負担をかけないようにしましょう。
回復食は絶対に食べましょう
ドリンクを使った断食の場合、準備食は食べなくても大丈夫ですが、回復食は絶対に食べましょう。
内臓が消化の準備ができていない状態で、消化に時間のかかる食べ物を食べると、気持ち悪くなって吐いたり、倒れることがあります。
断食が終わって食べたいものがあるのはわかりますが、すぐに食べるのは危険です。
断食施設で失敗する人は「隠れ食い」をしているか、回復食を食べないで普段の食事を食べてしまうからだそうです。
また同じ理由から、回復食をよく噛まずに一気に食べるのも危ないのでやめましょう。
断食をしてはいけない人
断食ダイエットは一定期間食事を摂らなくなるので、痩せるには非常に効果があります。
しかし一部の人は体に負担がかかるので断食ダイエットをするのはNGです。
以下にが該当する人は断食ダイエットをするのはやめましょう。
断食ダイエットをするのがNGな人
- 体調を崩している人
- 妊娠している人
- 薬を服用している人
- 心筋梗塞や脳卒中を起こしたことのある人
- 心臓や肺に障害や病気のある人
- 肝臓、腎臓、胃腸に障害や病気のある人
- 16歳以下の未成年の人
どうしてもやりたいのであれば、医師の診断を受けるか、自宅ではなく断食施設で医師の監督下で行うようにしましょう。
断食をすると食生活が変わります
断食ダイエットが終わってやせた後は食生活が変わります。
断食をすると、味覚が鋭くなるので、食べたいものも自然と変わっていきます。
わたしも断食をすることで食生活がガラッと変わりました。
せっかく体の中がきれいになったのだから、このままキレイなままでいたいなと思うようになりました。
そのおかげで普段から野菜中心の食事を心がけるようになり、よく食べていたファーストフード店に行かなくなり、清涼飲料水も飲まなくなりました。
食生活が変わったおかげで断食をした後は、その後も5日くらいで1キロほど体重が落ちました。
太ってしまうのは、今までの食生活が悪かったからですよね。
食生活が変われば太ることはありません。
リバウンドしないダイエットはこの世に存在しませんが、食生活が変わればリバウンドもすることはありませんよ。
1週間で3キロ痩せてキレイになろう
3日間断食をして1週間で3キロ痩せる方法を詳しく紹介していきました。
断食をする時の一番のポイントはやはり食事のかわりのドリンクを用意することです。
ドリンクさえ用意しておけば、断食ダイエットは驚くほど楽に簡単に終わります。
「めんどくさい」「もったいない」といって、ドリンクを用意しないで、水断食をすると絶対に挫折します。
- 「最近やせた?」とまわりからいわれたい!
- 肌ツヤも良くなって健康的に痩せたい!
- ダイエットを成功させて自分を変えたい!
こんな思いがある人は断食ダイエットがおすすめですよ。