大人になると女子会、歓迎会など「○○会」という名前で飲みに行く機会がたくさんありますよね。
職場の同僚や友達と飲みにいくと、楽しくなっていつもよりついつい食べすぎてしまうことありませんか?
わたしも羽目を外して、食べすぎることがよくあります。
いつも終わってから、「やってしまった・・・」と後悔します。
飲み会の食べ物は、カロリーの高く、味付けの濃い食べ物が多いので、ご飯がすすんじゃうんです。
そのまま放っておくと脂肪になって太ってしまいますから、プチ断食でからだをリセットしてあげましょう。
今回は、食べすぎた翌日のプチ断食の方法を、わかりやすく丁寧に紹介します。
脂肪になるまでには時間がかかる
食べすぎた翌日に、恐る恐る体重計にのってみると、2~3キロ体重が増えていることがあります。
「やってしまった・・・」と思っても安心してください。
増えた体重のほとんどは、水分の増加によるものです。
じつは食べ物の水分量はとても多く、6~7割は水分でできています。
ご飯も米とたくさんの水からできていますよね。
食事には塩分が含まれているのですが、塩分と水分を一緒に摂るとからだに水分をため込むようになります。
食べすぎた翌日にむくみがひどくなるのも、体内の水分量が増えたためです。
放っておくと脂肪として蓄積される
増えた体重のほとんどが水分だからといって、放っておいていいわけではありません。
食べすぎた食事は、そのままにしておくと脂肪として蓄積されてしまいます。
食べ物を食べると使われない糖質は、まず肝臓と筋肉にグリコーゲンとして蓄えられます。
肝臓と筋肉のグリコーゲンが一杯になると、残ったエネルギーは徐々に脂肪として蓄えられます。
グリコーゲンは運動をするとすぐに使われますが、一度脂肪になってしまうとなかなか落ちなくなります。
脂肪をお金に例えると、グリコーゲン=財布のお金、脂肪=銀行預金になります。
まず肝臓や筋肉にあるグリコーゲンを使ってから出ないと、脂肪は使われないんですね。
だから食べたものが脂肪になる前に、できるだけ早く対策をする必要があります。
食べすぎてしまった場合、食べたものが脂肪になっていくまで1~2週間の時間がかかります。
脂肪に変わる前にカロリーを調整すれば、食べすぎをリセットすることができますよ。
食べすぎた翌日はプチ断食でリセット
食べすぎた翌日はプチ断食をして、食べすぎをリセットしましょう。
プチ断食は、1日のうち1~2食を食べないようにするシンプルなダイエットです。
プチ断食中は固形物を食べないようにして、飲み物だけで過ごすようにします。
食べすぎた日の翌日は、朝食と昼食を抜くのがおすすめです。
夜21時まで飲み会に参加していた人は、次の日の夕食まで食べなければ21~23時間ほど食べない時間ができます。
プチ断食で摂取カロリーを抑えれば、食べすぎで体に溜まったエネルギーを使うことができるので、脂肪になるまえに食べすぎを「なかったこと」にすることができます。
断食にはダイエットドリンクを使う
プチ断食をすると、朝食と昼食を食べないので水やお茶だけで過ごすので空腹感があります。
空腹感で途中で挫折してしまうのが心配な人は、ダイエットドリンクを使いましょう。
ダイエットドリンクは低カロリーでビタミン、ミネラルが豊富に含まれた飲み物です。
満腹感があって味も美味しいので、楽にプチ断食することができます。
朝食と昼食のかわりにダイエットドリンクを使うと、とても楽に過ごすことができます。
ダイエットドリンクのプチ断食のやり方
- 朝食:ダイエットドリンク 200ml
- 昼食:ダイエットドリンク 200ml
- 夕食:カロリー控えめな食事
ダイエットドリンクは野菜ジュースじゃだめ?
食事と置き換えるダイエットドリンクは、自分で手作りした野菜ジュースでも大丈夫です。
手作りのジュースを作る時は、ミキサーではなくジューサーを使うのがポイントです。
ミキサーだと摩擦熱で酵素が死んでしまうからです。
市販で売られている野菜ジュースは人工甘味料が多いですし、添加物が使われているので飲まないようにしましょう。
プチ断食で、脂肪になろうとしている糖質や添加物を体からリセットしようとしているのに、糖質や添加物の多い飲み物を飲むのはよくありません。
プチ断食のポイント
水分補給はこまめに行う
プチ断食中は、水分補給をこまめに行いましょう。
先にも話しましたが、食事は多くの水分を含んでいます。
わたしたちは知らないうちに、毎日1.5リットルの水分を食事から補給しているんです。
プチ断食中は食事を2食食べないので、その分水分不足になりやすくなります。
ダイエットドリンクを飲んでいてもそれだけでは水分が足りません。
水分補給のために、水や白湯、炭酸水、お茶などのカロリーのない飲み物を飲みます。
お茶を飲むときは、胃腸の負担にならないようにノンカフェインのものを選んでください。
水分補給の飲み物
- 水、白湯
- 炭酸水
- ハーブティー
- 麦茶
- 小豆茶
- ごぼう茶
水分には代謝アップの効果も
水分は代謝をあげるために欠かせません。
水分を多めに飲むことで、食べすぎで溜まった老廃物や添加物などの毒素を、汗や尿から体の外に出すことができます。
食べすぎた翌日は、朝起きたらまずはコップ一杯の水を飲みましょう。
その後も、定期的に水分を補給して体の代謝を促してあげましょう。
晩ご飯はカロリー控えめに
プチ断食が終わった後の晩ご飯は、カロリー控えめな食事を食べるようにしましょう。
プチ断食で20時間以上固形物を食べていないので、胃腸は休んでいる状態です。
胃腸が休んでいるときに、消化に負担のかかる脂っこいラーメンや、焼き肉などを食べると、胃腸がびっくりしててしまいます。
いきなり重たい食べ物を食べると胃もたれを起こしたり、気持ち悪くなるかもしれません。
プチ断食後の晩ご飯は、肉や魚などの動物性タンパク質は避けて、野菜中心のカロリー低めな食事を食べます。
豆腐や納豆などの豆類、野菜のサラダ、炒め物、煮物、ごま和え、イモ類、海藻類などを食べましょう。
和食中心の食事にするといいでしょう。
晩ご飯は普段の6~8割の食事量に抑えて、お腹いっぱいまで食べないようにします。
晩ご飯の参考メニュー
- 雑穀ご飯、わかめと豆腐のみそ汁、サラダ
- とろろそば、サラダ
野菜を食べて腸内環境をリセット
野菜に含まれている食物繊維は、腸内の掃除をしてくれます。
食べすぎると、未消化のタンパク質が腸内に残って腐敗していきます。
腐敗したタンパク質は腐敗ガス(毒素)を出しますし、悪玉菌が増えるので腸内環境が悪化します。
食物繊維は消化されないので、腸内に残った食べ物のカスを便として体の外に出す働きがあります。
食べすぎた後は、食物繊維が多めの野菜を食べて、腸内を掃除してあげてください。
食物繊維はカロリーもゼロですから、食事の最初に野菜をたくさん食べるとカロリーが低くても満腹感がありますよ。
プチ断食で体調アップの効果も
内臓は1日3食の食事を消化するために、毎日休まずに働き続けています。
消化はからだにとても負担のかかる作業です。
食べすぎると眠くなったり、集中力が切れてしまうのは、からだが消化のために血液を内臓に集中されるので、他の部分が働かなくなってしまうからなんです。
食べすぎや、消化に負担のかかる食事ばかり続けていると、内臓が疲れてしまって機能が低下していき、代謝が落ちてしまいます。
代謝が高いと何もしなくてカロリーを消費してくれるので、やせるためにとても大切です。
代謝が落ちると太りやすい体になりますし、免疫や血液の循環が悪くなり、冷えやむくみ、肌荒れなどの原因にもなります。
プチ断食で毎日働き続けている内臓をしばらく休ませてあげると、内臓が本来の力を取り戻して、体に溜まっていた毒素や老廃物をしっかりと体の外に出してくれます。
代謝が上がるので、肌のトラブルや体調不良を改善してくれる効果があります。
断食で定期的にからだのメンテナンスをしよう
つい食べすぎてしまったらプチ断食をしてみましょう。
からだに残っているエネルギーを消費して、脂肪になるのを防いでくれますよ。
脂肪になると落とすのが難しくなるので早めに手をうつのがポイントです。
食べすぎのとき以外にも、断食をして定期的に体のメンテナンスをしてあげると効果的です。
食事に気をつけていても、からだには毎日の食事から添加物などの毒素が溜まってしまいますからね。
断食には1日1キロやせる効果があります。
美容効果も高いので、多くの芸能人やモデルも、定期的に断食をしてからだをリセットしています。
1カ月に1回程度、定期的に断食を続ければやせていきますし、体調も良くなっていきますよ。