- スムージーを使ったダイエットをやってみたい
- スムージーって体にいいの?
- スムージーでやせるためのポイントは?
今まで、さまざまなダイエットを試してきたけど、どれも続かなかったという人は多いんじゃないでしょうか?
そんな人にはスムージーダイエットをするといいかもしれません。
スムージーダイエットは、レディ・ガガさんや優香さんなどの有名人もやっていることで有名なダイエット方法です。
野菜や果物の栄養をそのまま摂ることができるので、ダイエットに加えて美容や健康に効果があります。
手軽なスムージーダイエットですが、スムージーの選び方を間違えると、ダイエットの効果があまり感じられない可能性があります。
今回は、失敗しないためにスムージーダイエットの正しいやり方・方法を分かりやすく丁寧に紹介していきます。
目次
スムージーダイエットとは?
スムージーダイエットは、食事のかわりにスムージーを飲むダイエット方法です。
スムージーは、野菜や果物をミキサーにかけて作った飲み物のことです。
スムージーには色々な種類がありますが、ダイエットにはグリーンスムージーを使います。
グリーンスムージーは、葉物野菜と果物をミックスしたスムージーのこと。
カロリーが低く、生のまま食べるので野菜の栄養をそのまま摂ることができます。
「生野菜をちゃんと食べないといけないと分かっているんだけど、サラダが苦手」
そんな人でもスムージーならおいしく飲むことができます。
グリーンスムージーダイエットの効果
わたしたちの普段の食事は炭水化物や肉が中心の生活が多く「糖質」「タンパク質」「脂質」を摂りすぎる傾向にあります。
でも「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」の栄養が不足していることが多いんです。
これら栄養は代謝を上げて、体をメンテナンスするために大切な栄養素です。
スムージーの材料になる果物や野菜には不足しやすい「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」が多く含まれています。
グリーンスムージーを飲むと、普段の生活で不足している栄養素を効率よく摂ることができます。
それにより、さまざまな美容や健康アップ効果があります。
1ヵ月で2~3キロのダイエット効果がある
スムージーダイエットをすると、1カ月で2~3キロ体重を減らすことができます。
早い人では、1週間で3キロやせたという人もいます。
スムージーがダイエットに向いているのは、カロリーが低いということもありますが、スムージーから酵素や体に必要なビタミン、ミネラルを摂ることができるためです。
カロリーを減らしつつ、代謝を上げることができるので、脂肪を燃やしてやせることが可能です。
スムージーはおいしくて満腹感があるので、長期間続けやすいのも特徴です。
肌がきれいになる
野菜や果物に多く含まれるビタミンCは肌をきれいにする効果があります。
ビタミンCが美肌に効果的なのは有名ですよね。
化粧品でもビタミンCが配合されている商品が多く売られています。
ビタミンCは肌をぷるぷるにするコラーゲンを作るのに欠かせない栄養です。
また、シミの原因となるメラニンを抑制する効果があります。
スムージーからビタミンCを摂ることで、白くてきれいな肌を保つことができます。
便通がよくなる
野菜や果物には多く含まれている食物繊維には、便通をよくして腸内をきれいにする働きがあります。
食物繊維には、水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不水溶性食物繊維」の2種類があります。
野菜に多く含まれている不水溶性食物繊維は、腸内で膨らんで、腸の動きをよくして便通をよくします。
そして果物に多く含まれている水溶性食物繊維は、腸内で発酵して善玉菌のエサになり、腸内環境を整えてくれます。
ジュースにすると不水溶性食物繊維は搾りかすとして捨てられてしまいます。
スムージーは野菜と果物をまるごと使うドリンクなので、2種類の食物繊維をまとめてとることができます。
むくみが改善する
緑色の野菜には、多くのカリウムが含まれています。
カリウムには、摂りすぎた塩分を体の外に排出して、血圧を調整する働きがあります。
塩分の摂りすぎはむくみのもとになりますから、野菜を食べることでむくみの改善につながります。
また、生野菜には多くの酵素が含まれているので、酵素の力で代謝が上がり血流がよくなることも、むくみの改善につながります。
また血圧を調整するので、塩分の摂りすぎによる高血圧にも効果があります。
免疫力が上がる
野菜や果物に含まれるビタミンを摂ることで、免疫力を上げ、病気になりにくい体を作ることができます。
美肌効果のあるビタミンCですが、白血球の機能を高め、免疫力を上げる効果もあります。
黄色い果物や野菜に含まれている抗酸化作用のあるβ‐カロチンは、ビタミンAに変わります。
ビタミンAは皮膚や目、のどなどの粘膜を丈夫にして、風邪などのウイルスを防ぐ役割があります。
代謝が上がる
生野菜や果物をそのまま飲むスムージーには生きた酵素が含まれていますから、消化されやすく、内臓の負担を減らすことができます。
酵素は1日に体内で作られる数が決まっていて、消化と代謝に使われます。
酵素の含まれた食べ物を食べて、消化に使われる酵素を減らすと、体の代謝が高まります。
代謝が上がると、脂肪燃焼、免疫力のアップ、美肌効果、血流がよくなりむくみが改善するといった健康アップ効果があります。
酵素は加熱すると壊れてしまうので、生野菜や果物から酵素を摂ることはとても重要なんですよ。
スムージーダイエットの正しいやり方
スムージーダイエットは手軽に始めることができて、しっかりとやせることができるダイエットです。
ダイエットのやり方はシンプルで、とても簡単です。
スムージーダイエットのやり方
- 1日3食のうち、どれか1食をスムージーに置き換える
- 最低1ヵ月継続する
朝昼晩、3食のうち1食をスムージーに置き換えます。
後はいつも通り過ごせばOKです。
ダイエットをしっかりと成功させるためには、最低1カ月は続けるようにしましょう。
長く続けるほど効果がありますから3カ月くらいやるといいですよ。
スムージーを飲めば満腹感があるので、3カ月なんてあっという間ですよ。
まずは朝食をスムージーにしてみよう
スムージーを飲むタイミングは朝昼晩どの食事でもかまいません。
ただし、必ず食事のかわりに飲むようにしましょう。
一番簡単なのは朝食をスムージーにする方法です。
優香さんも朝食をスムージーにしてダイエットに成功していました。
昼や夜はしっかりと食べたいでしょうし、夜は家族や友人と一緒に食べることもあるはずです。
その点朝食であれば、生活の中に簡単にスムージーを取り入れることができます。
朝は排泄の時間帯
朝4時から昼12時までは「排泄の時間帯」といわれていて、体は代謝の一環として老廃物を外に出そうとします。
食物繊維やミネラルが豊富なスムージーにはデトックス作用があるので、体の老廃物や毒素を排出してくれます。
朝にスムージーを飲めば、最低限の糖分を補給することができますから、午前中にしっかりと活動することができます。
初心者の人はまず朝食をスムージーにしてみるといいですよ。
慣れてきたら、ファスティングに挑戦
スムージーを飲み始めて2週間くらいすると、スムージーの効果を実感し、1食をスムージーに置き換える生活に慣れてきます。
慣れてきてダイエットをさらに加速させたいなら、一度ファスティングに挑戦してみるといいかもしれません。
ファスティングをすれば、1日1キロ痩せる効果がありますから、短期間でやせることができます。
ファスティングをして胃を空っぽにすると、これまで消化、吸収に使われていたエネルギーが代謝に回されるようになります。
すると代謝が上がり、腸にたまっていた老廃物が排出されたり、肌のターンオーバーが促進されます。
だから1食をスムージーに置き換えるよりも、脂肪燃焼やデトックスに効果があります。
まずは休日を利用して1日ファスティングに挑戦してみましょう。
やり方は、3食すべてをスムージーにしていつも通り過ごすだけです。
3食以外にもお腹がすいた時は、スムージーはいつでも飲んでも大丈夫です。
無理はしないようにしましょう。
あとは水分不足にならないように、水やお茶を飲んで多めに水分補給をしてください。
そしてファスティングの翌朝はスムージーを飲むようにしてください。
ファスティングで胃腸が休んでいる状態なので、いきなり消化に負担のかかる食べ物は食べないようにしましょう。
胃腸を刺激しないために昼も軽めの食事をとりましょう。
1日ファスティングのやり方
- 3食すべてスムージーにする
- 水分補給をしっかりとする
- 翌日の朝はスムージー、昼は軽めの食事にする
スムージーダイエットのポイント
スムージーダイエットは、スムージーを用意して食事と置き換えるだけの簡単なダイエット方法です。
しかしそれでもいくつかダイエットを成功させるために重要なポイントがあります。
ここでは、スムージーダイエットを成功させるためのポイントを紹介しますね。
スムージーだけを飲む
スムージーを飲むときは、他の食べ物は食べないで、スムージーだけを飲みます。
これはスムージーの栄養を最大限吸収するためです。
スムージーを飲むときは、前後40分~1時間くらいは他のものは食べないようにしましょう。
それにスムージーダイエットは食事と置き換えて飲むのが基本です。
普段の食事に加えてスムージーを飲むと、ただカロリーが増えるだけですからね。
スムージーを飲むことで、偏った栄養バランスがよくなるかもしれませんが、ダイエット効果は期待できません。
ダイエットが目的なら、スムージーは食事と置き換えて飲むようにしましょうね。
野菜や果物は皮ごと入れる
材料に使う野菜や果物は、皮ごとミキサーにかけるようにしまましょう。
皮や皮のすぐ下には抗酸化物質などの栄養が豊富に含まれています。
ミキサーですりつぶしてスムージーにすると、そのまま食べるよりも栄養を吸収しやすくなります。
皮ごと食べてしっかりと栄養をとりましょう。
皮の厚いオレンジやバナナなどは皮を取り除きますが、それ以外は、できるだけ皮ごといれてスムージーにするといいでしょう。
ただし種は取り除いてください。
パワーのあるミキサーであれば、種ごとスムージーにすることができますが、おすすめしません。
植物の種には酵素阻害物質が含まれているので、酵素を無駄に消費して代謝の働きを邪魔してしまうからです。
キウイやイチゴなどの小さな種は問題ありませんが、みかんやりんごくらいの大きさの種は取り除いておきましょう。
シンプルに作る
一つのスムージーにあまりたくさんの材料を入れないようにしましょう。
材料の種類が多くなると、消化に負担がかかるためです。
スムージーダイエットは、消化の負担を減らして代謝を高めることでダイエットの効果を高めることが大事です。
果物は自分の好きな味のものを1~2種類いれるようにして、野菜も3種類くらいまでにしておくといいです。
牛乳や豆乳は使わない
スムージーをまろやかにするために牛乳や豆乳をいれたくなりますが、ダイエットが目的なら、あまり使わないようにしましょう。
グリーンスムージーの考案者であるヴィクトリアさんはスムージーに「グリーン(葉物野菜)、フルーツ、水以外はいれないように」といっています。
牛乳や豆乳はカロリーが高く、タンパク質が多いからです。
タンパク質は腹持ちがいいのですが、消化が悪く、内臓に消化負担をかけてしまいます。
一度スムージーを作ってみて「もうちょっと甘みが欲しい」と感じたら、果物の量を少し増やすといいですよ。
作ったら早めに飲む
スムージーを作ったら早めに飲むようにしましょう。
一番いいのは作り置きはせずに、スムージーを飲むときに作ることです。
スムージーは野菜や果物をすりつぶした時に多くの抗酸化物質がでてくるので、ジュースよりも酸化しにくくなっています。
冷蔵庫にいれておけば2~3日は持ちますが、酸化して栄養がどんどんなくなっていきます。
できるだけ新鮮なうちに飲むようにしましょう。
噛むようにゆっくりと飲む
スムージーはすぐに飲み込まないで、ゆっくりと噛むようにして飲みましょう。
唾液が出ることで、糖質を分解して消化しやすくなります。
またゆっくりと飲むことで、満腹中枢が刺激され満腹感が生まれます。
「スムージーは食べ物だ」という人もいるくらいです。
それくらいの気持ちでしっかりと噛むようにして飲むといいですよ。
スムージーダイエットの口コミ
「便秘解消には、かなり、はっきりと効果がありました。
また生理後のやせやすい時期だったせいか体重が予想以上に減り、1週間で2キロやせることができました。
スムージーを飲むだけなら、これからも長く続けられそうです。」
「もともと便通はいいほうでしたが、スムージーを飲んでいる間はさらによくなりました。
それから後半には肌にも変化がありました。
いつもよりキメが整って、ハリが出てきた感じ。
この調子で続ければ、美肌になれそうな予感がします。」
「胃がもたれやすいタイプなので、野菜・フルーツがもともと細かくなっているスムージーは『いくら飲んでも胃がもたれない』のがうれしかったです。
胃腸に負担がかかっていないのが実感できました。」
「1日2度もお通じがあったのには驚いた。
便秘が解消されたせいか、体が全体的に軽くなった気がします。
お通じがあった翌日から、肌の乾燥やかゆみも落ち着いてきました。
元々肌が弱いのですが、個人的にはアトピーにもかなり効果を感じました。」
スムージーダイエットで健康的にきれいにやせる
スムージーは普段の食事で不足しがちな「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」を手軽に摂ることができるダイエットです。
スムージーを飲み続けていると、代謝が促進されていくので、自然とやせていきます。
サラダが苦手な人でも、スムージーならおいしく飲めるので無理なく続けられるのもうれしいですね。
スムージーを作る時間のない人や、ミキサーを持っていない人は、市販のスムージーを使うのがおすすめです。
パウダータイプのスムージーなら、持ち運びできるので、職場などに持っていくこともできますから便利です。
値段も手作りするのと変わりません。
手間なくやせたいなら、ぜひ利用しましょう。