- 最近太りやすくなった気がする
- 去年履いていたパンツがはいらない・・・
- 効果的に早くやせたい!
脇腹や背中に脂肪がついてしまうと、なかなか落ちなくて困ってしまいますよね。
早く脂肪を落としたい人は1週間断食ダイエットをしてみると効果抜群ですよ。
他のダイエットで失敗してしまったという人におすすめです。
今回は、1週間断食ダイエットの正しいやり方・方法や回復食のメニューなどを紹介します。
断食ダイエットってなに?
断食ダイエットは、食べない期間を作ることでやせるダイエットのことです。
人間の体は食べなければ、痩せるようにできています。
だから、断食ダイエットは他のどんなダイエットよりも効果があるんです。
断食ダイエットをすれば、おおむね1日1キロやせることができます。
他のダイエットは、1ヵ月頑張っても2~3キロ痩せることができたら成功です。
断食ダイエットなら、1週間で5キロ痩せることができるので、普通のダイエットに比べて効果が高いんですよ。
断食ダイエットでやせる効果
断食ダイエットは食べない期間を強制的に作るのでダイエット効果抜群です。
断食ダイエットをするとどれくらいやせることができるのか詳しく見ていきましょう。
断食ダイエットをすると、5日目までは体重の2%、6~10日目まで体重の0.8%やせることができるという研究結果があります。
断食のやせる目安
- 1~5日 体重の2%
- 6~10日 体重の0.8%
- 11日目以降 体重の0.5%
わかりやすいように、体重別にどれくらい体重が減るのかをまとめてみました。
断食ダイエットをする前の参考にして下さい。
もとの体重 | 1週間後の体重 | 減った体重 |
---|---|---|
50キロ | 44.48キロ | ▲5.52キロ |
55キロ | 48.92キロ | ▲6.08キロ |
60キロ | 53.37キロ | ▲6.63キロ |
65キロ | 57.82キロ | ▲7.18キロ |
70キロ | 62.27キロ | ▲7.73キロ |
もちろん、断食ダイエットによってどれくらい体重が減るのかは個人差があります。
人によって、元々の体重や身長、体脂肪率は違いますから結果も変わってきます。
これは他のダイエットも同じですね。
もともと適正体重よりもやせている人は効果が落ちますし、逆に脂肪がたくさんついている人は、痩せやすくなります。
ダイエット効果は他のダイエットに比べても高いので、やってみる価値はありますよ。
美容効果もあり
断食ダイエットに、は体の中に溜まった老廃物や毒素を体の中に出して体の中をリセットする効果もあります。
いわゆるデトックス効果ですね。
わたしたちは普段、食事をとることで消化酵素を多く使っています。
食べ物を食べないと酵素を節約できるので、代わりに代謝酵素が活発になります。
普段消化に使っている酵素を、代謝酵素に使うと、細胞が生まれ変わり、肌が綺麗になったり、肌荒れ、ニキビが治るといった効果があります。
多くの歌手やモデルの人が断食ダイエットをやっていますが、ダイエット効果と美容効果があるからなんですよ。
1週間断食ダイエットの準備
置き換えドリンクを準備しよう
断食ダイエットを始める前に断食中に飲むドリンクを用意しましょう。
食事の代わりにドリンクを飲むことで、体に必要なビタミン、ミネラルや最低限の糖分をとることができます。
「断食は何も食べないんじゃないの?」
と思った人は、水だけの断食をイメージしているはずです。
確かに水だけの断食はありますが、体にあまり良くないですし、つらくて挫折する可能性が高いのでおすすめできません。
断食施設で水だけの断食を行っているところもありますが、宗教的な修行の意味で行う場合がほとんどです。
現代の断食ダイエットは、食事のかわりにドリンクを飲む方法が主流です。
ドリンクを飲むと、断食中も空腹感がないので、とても楽に過ごすことができます。
断食の置き換えドリンクには、酵素ドリンクや、スムージー、コンプチャ、青汁などを使います。
一番安全で利用されることの多いドリンクは「酵素ドリンク」です。
おすすめの酵素ドリンクについては、こちらを参考にしてください。
断食中に挫折しないために、事前にしっかりとドリンクを用意しておきましょう。
準備期間を作る
「準備期間」は断食にスムーズに移行するために期間のことです。
1週間断食ダイエットの場合、1~3日ほど準備期間があるといいですよ。
準備期間は水だけの断食の場合は必須ですが、断食中にドリンクを飲む場合はなくても大丈夫です。
ただし準備期間を作ることで、断食中により大きな効果を得ることができます。
例えば断食の前日だからといって暴飲暴食をすると、翌日にも糖分が長い間残っているので、その消化に時間がかかり断食の効果が低くなります。
また断食中に毒素を排出するときに好転反応として頭痛や吐き気が起こる可能性があります。
毒素が多い人ほどこの反応は大きくなりますが、準備期間にバランスのいい食事を摂ることでその反動を抑えてくれる効果があります。
準備期間はマゴワヤサシイを意識して食べよう
準備期間は低カロリーの栄養バランスのいい食事を摂るようにします。
準備期間に食べる食材は「マゴワヤサシイ」を意識しましょう。
マゴワヤサシイの食材
- マ ⇒ 大豆、枝豆などの豆類、豆腐、納豆
- ゴ ⇒ ゴマ、ナッツ、クルミなどのナッツ類
- ワ ⇒ ワカメ、モズクなどの海藻類
- ヤ ⇒ 野菜、こんにゃくなど
- サ ⇒ 魚介類
- シ ⇒ しいたけ、マッシュルームなどのキノコ類
- イ ⇒ さつまいも、じゃがいも、さつまいもなどのいも類
※「サ」の魚介類は食べない
準備期間の食事は「マゴワヤサシイ」の「サ」=魚介類を除いて、かわりに発酵食品の味噌、梅干し、漬物などを加えたものを食べます。
揚げ物や脂っこい食べ物、動物性タンパク質である肉や魚はできるだけ食べないようにしましょう。
タンパク質は肉や魚の代わりに、豆類を食べて植物性タンパク質を摂るようにします。
納豆、豆腐などの豆類はマグネシウムが豊富なので、断食前に摂っておくと断食をしたときの脂肪燃焼効果が高まります。
準備期間の食事は低カロリーな野菜中心の食事にして、食物繊維を多めに摂るように意識しましょう。
1週間断食ダイエットのやり方・方法
1週間断食にはいったら、食事のかわりに置き換えドリンクを飲むようにしましょう。
あとは普通通りに過ごせば大丈夫です。
食事のかわりに飲む置き換えドリンクは、お腹がすいたら飲んでもかまいません。
一日4~6回飲むようにして過ごしましょう。
ドリンクを飲むタイミングは以下の表を参考にしてください。
仕事の日のドリンクを飲む目安
時間 | メニュー |
7時【朝食】 | ドリンク200ml |
12時【昼食】 | ドリンク200ml |
18時【夕食】 | ドリンク200ml |
20時 | ドリンク200ml |
休みの日のドリンクを飲む目安
時間 | メニュー |
7時【朝食】 | ドリンク200ml |
10時 | ドリンク200ml |
13時【昼食】 | ドリンク200ml |
16時 | ドリンク200ml |
18時【夕食】 | ドリンク200ml |
21時 | ドリンク200ml |
休みの日は、朝昼晩のドリンクの間にもドリンクを飲むようにしています。
運動後などは、水分不足になりやすいので量を増やして飲むといいですよ。
朝昼晩のドリンク以外は、具なし味噌汁やだしをとった出汁を飲んでもかまいません。
味噌は発酵食品なので、乳酸菌が腸内環境を整えてくれます。
塩分補給にもなりますよ。
1週間という長期間の断食なので、もし途中でつらくなったら、無理をせずやめてもかまいません。
1週間続けなくても、ダイエット効果は十分にあります。
体調を崩したら、大変ですので無理をせずにやっていきましょう。
軽い運動を心がけよう
断食中は、ヨガやストレッチ、ウォーキングなどの軽い運動をするように心がけましょう。
断食中は脂肪が燃焼しやすくなっているので、有酸素運動の効果が高くなるんです。
それに運動をすると血の巡りがよくなるので、リン酸や乳酸などの疲労物質を取り除く効果もあります。
朝起きてウォーキングやストレッチをすると、代謝が上がるのでおすすめです。
激しい運動は避ける
断食中は激しい運動は避けてください。
激しい運動をすると、体に有害な活性酸素が発生します。
活性酸素を取り除くために多くの酵素が使われてしまうので、代謝酵素が減ってしまいます。
また断食中は激しい運動をすると気持ち悪くなる可能性もあります。
激しい運動は断食が終わってからにした方がいいですよ。
水分をしっかりと摂る
断食中は水分補給をしっかりとしましょう。
わたしたちは食事から多くの水分を補給しています。
「食事から水分を摂っている」と聞くと以外かと思われるかもしれませんが、わたしたちは普段の食事から水分を1リットル以上摂っているんです。
断食中は食事を食べないので、その分の水分が不足してしまいます。
わたしたちは一日に2.2~2.8リットルの水分が体の外に出ていきますから、置き換えドリンクの水分だけでは足りなくなってしまいます。
水分補給のために、置き換えドリンク以外にも、こまめに水を飲むようにしましょう。
水のかわりに、お茶などを飲んでもかまいません。
ただし、お茶は麦茶などのカフェインがはいっていないものを選びましょう。
茶葉からできていないものであれば基本的にカフェインは入っていませんよ。
また、梅干を砕いてお湯やお茶にいれて飲むと塩分補給になります。
断食中に水分補給する飲み物
- 麦茶
- 大豆茶
- 昆布茶
- ごぼう茶
- ハーブティー
断食は2日目が一番つらい
断食は2日目が一番つらいと言われています。
「好転反応」が起こるためです。
好転反応は体から毒素を排出し始めるときに起こる症状で、一時的に頭痛やめまい、吐き気などを感じることがあります。
1日目は前日に食べた食事のブドウ糖が体内に残っていますが、2日目には空になってしまいます。
ブドウ糖は脳や体の色々な場所で必要な栄養ですので、体は脂肪やタンパク質を利用してブドウ糖を作ろうとします。
この糖から脂肪へエネルギーが切り替わることがうまくできないと好転反応が起こります。
また体内の老廃物を体の外に出すため、一時的に血液の中の老廃物が増えることや、腸の動きが減り熱を生み出さなくなることも原因となります。
好転反応が起こったら、無理をせずに安静にしましょう。
気持ち悪くてドリンクが飲めないようなら無理に飲まなくても大丈夫です。
好転反応は、足湯に使ったり、温かい飲み物を飲むことで体を温めると症状を和らげることができます。
好転反応が起こりやすい人
好転反応は、普段大食いの人や、ストレスを溜めている人、老廃物や添加物等の毒素を体の中に溜めている人ほど強く症状がでます。
そのような人は準備期間をしっかりとってから断食したほうがいいです。
準備期間に食事を切り替えることで、断食中の好転反応の症状が軽く乗り越えることができます。
2回目以降の断食では、好転反応もほとんど出ないか弱くなります。
わたしも経験がありますが断食ダイエットは2日目を乗り越えると、後は比較的楽に過ごせます。
1週間断食ダイエット後の回復食
1週間断食ダイエットが終わったら、回復食を食べましょう。
回復食は普段の食事に戻していくために食べる食事のことです。
断食後の胃腸は刺激に敏感になっています。
そこでラーメンや焼き肉などをいきなりお腹に入れると胃腸がうまく消化できずに、気持ち悪くなってしまいます。
1週間断食ダイエットをしたら3日間、回復食を食べましょう。
回復食のメニュー
1週間という長期間断食をしていたので、胃腸は非常に敏感になっています。
最初の1日目は重湯を食べて、2日目におかゆ、3日目から野菜を中心にした食事を食べるようにしましょう。
回復食の参考メニュー
1日目 朝、夜 ⇒ 重湯
2日目 朝、夜 ⇒ おかゆ
3日目 和食中心に普通の6割程度の食事をこころがける。
参考メニューでは、重湯とおかゆになっていますが、炭水化物の糖分が気になる人は、野菜スープやサラダでも大丈夫です。
できれば野菜を消化しやすいようにしっかりと柔らかくしてください。
味付けも薄味にしましょう。
3日目以降は準備期間と同じように「マゴワヤサシイ」の食事を摂るようにします。
回復食は胃腸への負担が大きいため、準備期間と同じように動物性タンパク質は避けてください。
野菜中心の生活をすることでリバウンドの防止にもなります。
断食ダイエットの注意点
1週間断食ダイエットを安全に行うために注意する点を紹介します。
断食ダイエットをしてはいけない人
断食ダイエット中は食事を食べないので、基本的には太ってはいるけど健康な人がやるダイエットです。
以下に該当する人は断食ダイエットはやめておきましょう。
断食ダイエットをするのがNGな人
- 体調を崩している人
- 妊娠している人
- 薬を服用している人
- 心筋梗塞や脳卒中を起こしたことのある人
- 心臓や肺に障害や病気のある人
- 肝臓、腎臓、胃腸に障害や病気のある人
- 16歳以下の未成年の人
安全にダイエットをするためにも無理は絶対にしないでください。
回復食は絶対に食べる
準備期間はなくてもかまいませんが、回復食は必ず食べるようにしましょう。
「断食で一番大切なのは回復食だ」という医者もいるくらいです。
断食が終わったからといって、すぐに揚げ物やラーメンなどの脂っこい食べ物を体の中にいれると胃腸に大きな負担がかかるのでやめましょう。
胃腸が食べ物をうまく消化できないので、吐き気や嘔吐、腹痛などが起こる危険があります。
戦国時代に兵糧攻めで攻め落とした城の兵士に食べものを食べさせたら、ほとんどが死んでしまいました。
低栄養の飢餓状態の人が急に食べすぎると電解質異常が起こり、心停止になる「リフィーディング症候群」といわれるものです。
断食中はドリンクを飲んでいるので、ここまでの症状がでる可能性は低いですが、急に食べて、倒れたりする可能性は十分にあります。
また、断食施設の事故の多くは「隠れ食い」によって急に食べ物を食べたことが原因だそうです。
安全のために回復食は絶対に食べるようにしましょう。
1週間断食ダイエットで体の中からきれいにやせよう
1週間断食ダイエットのやり方や注意点を紹介していきました。
1日3食食べていると胃腸は、いつも働いているので休む暇がありません。
働き続けると、だんだんと消化器官の機能は低下していきます。
断食ダイエットをすると、体の中に溜まった毒素を体の外に出して血液をきれいにしてくれます。
そして消化器官を休ませることができるので代謝を高めてくれます。
断食ダイエットは、ダイエット効果も高く体の中からきれいになるのでおすすめです。
自己流で行わずに、しっかりと正しいやり方でやれば必ずダイエットを成功させることができますよ。
断食ダイエットを成功させるコツは、酵素ドリンクを用意しておくことです。
わたしも昔、水だけの断食をしたことがありますが1日目で挫折しました。
でもその後に酵素ドリンクを使ってダイエットをしたらとても楽に過ごせて、しっかりと痩せることができました。
ダイエットで悩んでいる人は、ぜひ試してみてください。