- 絶食でどれくらいやせられるの?
- 何も食べないでやせたい
- 短期間でやせるダイエットを知りたい
何も食べないで過ごす絶食ダイエットは、ダイエット効果が非常に高いので短期間でやせたい人に向いています。
しかし途中で挫折しやすく、諦めてしまう人も多いです。
絶食ダイエットを簡単に楽に成功させる方法はないんでしょうか?
今回は、絶食ダイエットの効果とやり方、正しくきれいにやせる方法を分かりやすく丁寧に紹介します。
絶食ダイエットとは?
絶食ダイエットは、食べ物を食べないで水だけで過ごすダイエットです。
昔から行われている水だけの断食と同じですね。
人は食べなければ絶対にやせることができます。
絶食ダイエットは、食事をとらないで摂取カロリーが0になるので、体重を大幅に減らすことができます。
短期間で高いダイエット効果があるのが特徴です。
期間は2~3日が限界
絶食ダイエットは、食事を何も食べず水だけで過ごします。
そのため長期間行うと栄養不足になってしまいます。
「人は水だけで1ヵ月は生きられる」といわれていますが、絶食ダイエットを長期間やるのは危険です。
絶食ダイエットでやるなら必ず短期間で行いましょう。
安全に行うなら、長くても2~3日でやめておいたほうがいいです。
絶食ダイエットの効果
体重が一気に減る
絶食ダイエットをすれば、1日1キロのペースでやせることができます。
3日やれば、3キロの体重を減らすことができます。
体重50キロの人が断食をした場合
- 1~5日 1キロ
- 6~10日 0.4キロ
- 11日目以降 0.25キロ
ここまで短期間で体重を落とすダイエットはありません。
普通のダイエットは、1カ月で2~3キロやせればいいほうですからね。
絶食ダイエットに興味がある人は短期間でやせたいと考えているはずです。
即効性が高いので、早くやせたい人に向いているダイエットです。
脂肪を燃焼して体脂肪を減らす
絶食ダイエットは、摂取カロリーを0にすることでやせるダイエットですが、脂肪を燃焼する効果もあります。
絶食ダイエットをすると、体の中の糖質がなくなります。
糖質は、脳や体に必要な栄養素ですから絶対に必要です。
そのため体の中に糖質がなくなると、体は蓄えた脂肪を分解して糖を作り出すようになります。
これを糖新生といいます。
さらに脂肪を分解した時にできるケトン体もエネルギーとして使うようになります。
絶食ダイエットでは、普段の生活では分解しにくい脂肪をエネルギーにします。
そのおかげで高いダイエット効果があるんですね。
老廃物や毒素を排出するデトックス効果
絶食ダイエットをすると脂肪を効率よく燃焼することができます。
そして脂肪を燃焼すると、やせるだけではなくデトックス効果があるんです。
わたしたちの体の中には、普段の食事から添加物や残留農薬などの毒素や老廃物が知らず知らずのうちに、溜まっています。
体の中に入った毒素や老廃物は、脂肪に溜まりやすい性質があります。
脂肪を燃焼すれば、一緒に毒素や老廃物を体の外に排出してくれますから、デトックス効果があります。
デトックスによって、体調不良が改善する効果があります。
絶食ダイエットのデトックス効果
- 便秘の改善
- 冷え性、むくみの改善
- 美肌効果で肌ツヤがよくなる
- 免疫力アップ
- 女性ホルモンを整える
絶食ダイエットのやり方
絶食ダイエットは、食事を食べないで水だけで過ごす簡単なダイエットです。
やり方は簡単ですが、いくつかポイントがあります。
絶食ダイエットの正しいやり方とポイントを紹介しますね。
前日の食事は控えめにする
絶食ダイエットをする前日の食事は控えめにしましょう。
食事の量を減らすことで、絶食ダイエットに入る前に体を慣れさせます。
いきなり絶食をすると、体調不良になったり、挫折する可能性が高いです。
前日はいつもより糖質の量を減らして、消化の負担が大きい、脂っこいものや動物性タンパク質もできるだけ控えましょう。
夕食は20時までには済ませてください。
消化の負担を減らせば、ダイエットの効果が高くなります。
ダイエット前日は、絶食前だからといって食べすぎは禁物です。
食べすぎると、消化の負担になるのでダイエット中の効果が薄くなってしまいます。
しっかりと食べない準備をすることが、ダイエットの成功につながります。
ダイエット前日のポイント
- 糖質の摂取量を減らす
- 動物性タンパク質、脂質は控えめにする
- 夕食は20時までに終わらせる
- 暴飲暴食はしない
水分をしっかりととる
絶食ダイエット中は、普段より多めに水分をとりましょう。
意外かもしれませんが、わたしたちは1日に1.5リットルの水分を食事からとっているといわれています。
ダイエット中は食事の水分がとれないので、その分水分補給をしっかりとする必要があります。
ミネラルウォーターやお茶などを定期的に飲むようにして、水分不足にならないように気をつけましょう。
お茶を飲む場合は、ノンカフェインのハーブティーがおすすめです。
カフェインは体の負担になるためです。
水分を摂ることで、空腹をまぎらわずこともできます。
水分補給の飲み物
- 水
- 炭酸水
- ハーブティー
- 麦茶
※人工甘味料がはいっているカロリーゼロの清涼飲料水は飲まないでください
ダイエット中は安静に過ごす
ダイエット中は、いつも通りに過ごせば大丈夫です。
ただしランニングやジムのマシンなどの激しい運動は控えましょう。
いつも激しい運動をしている人も、ダイエット中は一旦休憩してください。
ダイエット中は、糖質を全く摂らないので、激しい運動をすると体調不良の原因になります。
頑張って運動をしたせいで、ダイエットが失敗してしまうのはもったいないですよね。
運動をする時は、軽いウォーキングやヨガ、ストレッチなどをするといいですよ。
ダイエット後の食べ過ぎに注意
ダイエットの翌日は、我慢していた分たくさん食べたくなりますが、食べすぎに注意しましょう。
「ダイエットが終わった!」といって、ダイエットの翌日に食べすぎてしまうのはNGです。
ダイエット中は食べ物を口にしないので、内臓は休んでいる状態です。
そこにいきなり、消化に悪い食べ物がはいってくると、内臓はうまく食べ物を消化できずに消化不良になってしまいます。
場合によっては、気持ち悪くなったり、吐き気や嘔吐などの症状があらわれます。
安全のためにも、ダイエットの翌日は、おかゆや野菜スープなどの消化しやすい食べ物を食べましょう。
暴飲暴食をせずに、おかゆなどを食べることで、リバウンド防止にもなります。
絶食ダイエットをおすすめしない理由
水だけで過ごす絶食ダイエットは、ダイエット効果は高いですがあまりおすすめですません。
理由はダイエットが空腹感がつらくて途中で挫折する可能が高いこと、ダイエット中に体調不良になりやすいためです。
絶食ダイエットをおすすめしない理由
- 空腹感が強くて挫折しやすい
- 一時的に低血糖状態になることがある。
- 体が酸性化して、体調を崩す原因になる
空腹感がつらい
水だけを飲んで過ごす絶食ダイエットは、空腹感がつらいです。
ダイエット中は、お腹がすいているので、食べ物のことばかりを考えてしまいます。
そのせいで他のことに集中できなかったり、やる気がでなかったりします。
水を飲むと少しの間お腹が膨れますが、しばらくすると、またすぐにお腹がすいてしまいます。
そのため絶食ダイエットを成功させるには、空腹に勝てる強い精神力が必要です。
低血糖状態になる
体の中に糖分がなくなると、体は脂肪を燃やして糖を作り出します。
しかし体が慣れていないと、スムーズに糖を作り出すことができないので、一時的に低血糖状態になります。
低血糖状態になると、眠気やめまい、脱力感、集中力の低下などを引き起こします。
低血糖の症状
- 眠気
- めまい
- 脱力感
- 集中力の低下
- 悪寒
体が酸性化する
絶食ダイエットをすると体に糖分がなくなるので、脂肪を燃やしてケトン体を作り、糖のかわりにエネルギーにします。
ケトン体には、脳からα波を出してリラックスさせるなどの良い効果があります。
しかしケトン体が増えすぎると、ケトアシドーシスという血液が酸性に傾いた状態になってしまい、逆に悪い働きをします。
人の体は弱アルカリ性が正常な状態です。
体が酸性に傾きすぎると、嘔吐や吐き気などの体調不良となることがあります。
置き換えドリンクを使ったダイエットがおすすめ
絶食ダイエットは、空腹感が強いので途中で挫折する可能性がとても高いです。
ダイエット中は食事を食べないので、貧血などの体調不良になりやすくなります。
わたしも水だけの絶食ダイエットをしたことがありますが、1日で挫折しました。
「短期間でもっと楽にやせる方法はないの?」
そう思った人は、置き換えドリンクを使った断食ダイエットがおすすめです。
置き換えドリンクは、酵素ドリンクやスムージーなどの飲み物のことです。
食事のかわりに置き換えドリンクを飲めば、空腹感もありません。
最低限の糖分とビタミン、ミネラルを補給しながらダイエットをするので、体調不良の心配もないです。
楽に安全にやせたいなら、置き換えドリンクを準備してダイエットをしてください。
ドリンクを使えば、絶食ダイエットは挫折してしまったわたしでも、楽にやせることができました。
本当に楽さが全然違いますから、やるなら前もって準備しておきましょう。