- 断食にスープって飲んでいいの?
- 断食のスープはなにがおすすめ?
- スープのいいところは何かあるの?
断食ダイエットは、ご飯を食べないで時間を作ってやせるダイエットです。
断食中は、酵素ドリンクやスムージーを飲むのが一般的ですが、スープは飲んでも大丈夫なのでしょうか?
今回は、断食にスープは飲んでいいのか分かりやすく丁寧に紹介します。
断食にスープは飲んでもOK!
断食は、一定期間固形物を食べないで、かわりに酵素ドリンクやスムージーなどのダイエットドリンクを飲んで過ごすダイエットです。
断食中は固形物は食べてはいけませんが、スープはどうなんでしょうか?
飲み物ではないような気がするし、かといって固形物でもないですよね。
結論を言うと、スープも固形物ではないので飲んでも大丈夫です。
スープを飲む断食はあまりメジャーではないですが「スープクレンズ」と呼ばれてるダイエット方法なんです。
断食にスープを飲むメリット
塩分補給ができる
スープには塩分が含まれているので、スープを飲むことで断食中に塩分補給をすることができます。
断食中はドリンクだけを飲んで過ごすので、ご飯を食べるときに比べて塩分があまり摂れません。
塩分は尿や汗と一緒に体の外に出ていくので、体の塩分がどんどんなくなっていきます。
からだから塩分が少なくなると、水分が抜けていくので、脱水症状になります。
脱水症状になると、頭痛や立ちくらみ、めまいなどを引き起こしてしまいます。
夏に脱水症状にならないために、塩分のはいった飲み物を飲みますよね。
あれと同じでスープを飲むことで、脱水症状を防ぐことができます。
断食中は他にも塩をなめたり、梅干を砕いて白湯にいれて飲むことで脱水症状を防ぎます。
満腹感がある
断食中はダイエットドリンクを飲みますが、スープと併用することでダイエットドリンク以外の味を楽しめます。
ダイエットドリンクも十分おいしいのですが甘い味が多いので、塩気のあるスープはまた別のおいしさがあります。
ドリンクと違いスープは食事に近いので、ゆっくりと飲んでいくと満腹感があります。
断食にスープを飲むときの注意点
具なしのスープを飲もう
断食でスープを飲むときは、具なしのスープを飲むようにしましょう。
断食は胃腸がやすませることが大事ですが、具が入っているスープを飲むと、胃腸が消化のために働いてしまいます。
固形物を食べるとせっかく断食をしているのに、胃腸を休ませることができません。
断食中のスープは必ず具なしで飲むようにしましょう。
家族にスープを作ったときは、具を除いたスープを飲めば大丈夫です。
カロリーの高いスープは飲まない
断食中に飲むスープはカロリーの低いスープを選びましょう。
コーンポタージュや、カボチャのポタージュのようなドロッとしたスープは糖質が多くカロリーが少し高いです。
スープは間食として飲むので、あまりカロリーの高いスープは断食中は飲まないほうがいいです。
ドロドロしているので、消化にも少し時間がかかります。
ポタージュ系のスープは、断食が終わった後の回復食として食べるならOKです。
また油が多く使われているスープは飲まないようにしましょう。
油は消化の負担になってしまいますから、断食の邪魔をしてしまいます。
せっかく断食をしているんですから、断食の効果を高めるスープを飲むようにしましょう。
断食にスープを飲むタイミング
断食中は食事のかわりに、酵素ドリンクなどのダイエットドリンクを飲みます。
酵素ドリンクは3食の食事のかわりに飲みますが、それ以外にもお腹が空いた時などに飲んでも大丈夫なんです。
1日4~6回ほど酵素ドリンクを飲むようにしますが、断食中にスープを飲む時は、間食に飲むドリンクのかわりにスープを飲みましょう。
朝昼晩の3食は酵素ドリンク、間食はスープを飲むようにします。
スープを飲むタイミングは下の表を参考にしてください。
スープを飲むタイミング
時間 | メニュー |
7時【朝食】 | 酵素ドリンク200ml |
10時 | スープ150ml |
13時【昼食】 | 酵素ドリンク200ml |
16時 | スープ150ml |
18時【夕食】 | 酵素ドリンク200ml |
21時 | スープ150ml |
断食におすすめのスープ
断食に飲むスープは、固形物のはいっていない具なしのシンプルなスープを選びましょう。
一番のおすすめは具なし味噌汁です。
簡単に作れますし、発酵食品の味噌が断食の効果を手助けしてくれます。
カツオだしやいりこだしは、動物性タンパク質が含まれているので避けましょう。
かわりに昆布やシイタケでだしをとるようにします。
味噌汁の他には、すまし汁や野菜スープもおすすめです。
野菜スープは野菜が入っているので、具は食べないか、細かく刻んでよく噛んで食べるようにしましょう。
断食中におすすめのスープ
- 具なし味噌汁
- すまし汁
- 野菜スープ
具なし味噌汁の作り方
具なし味噌汁は一番簡単に作ることができるスープです。
材料があればすぐに作ることができる手軽さが魅力です。
発酵食品の味噌は、断食との相性も抜群ですよ。
材料
- 味噌: 大さじ2杯
- 水: 700ml
- 昆布: 10g
味噌は無添加のものを使用する。昆布のかわりに市販の出汁を使う場合は無添加のものを選びましょう。
作り方
- 鍋に水と昆布を入れて火をかける
- 沸騰直前で火を止めて昆布を取り出す
- 味噌を入れて完成
すまし汁の作り方
すまし汁は、黒砂糖が入っているので、最低限の糖分補給をすることができます。
醤油と黒砂糖のやわらかい味がとてもおいしいですよ。
材料
- 水540ml
- 昆布: 10g
- 乾燥シイタケ: 10g
- 醤油: 30ml
- 黒砂糖: 30g
黒砂糖のかわりに白砂糖は使わないようにしましょう。
作り方
- 鍋に水と昆布、乾燥しいたけを入れて火をかける
- 沸騰直前に火を止めて、昆布と乾燥しいたけを取り出す
- 醤油と黒砂糖を入れて完成
野菜スープの作り方
野菜スープは好きな野菜を入れて、コンソメで味付けをすれば作ることができます。
野菜スープはどうしても固形物が含まれてしまうので、断食中に食べるのはあまり向いていません。
具を取り除いてスープだけ飲むか、よく噛んで食べるようにしましょう。
材料
- 水: 600ml
- キャベツ: 50g
- 人参: 50g
- 玉ねぎ: 50g
- セロリ: 50g
- 大根: 50g
- コンソメ: 大さじ1杯
好みの野菜を細かく刻んでいれる。トマトをいれるとトマトスープになります。
作り方
- 野菜を細かく刻む
- 鍋に水と野菜をいれて、柔らかくなるまで煮込む。
- 野菜が柔らかくなったら、コンソメを入れて完成
回復食でもスープは活躍
スープは断食が終わった後の回復食でも活躍します。
断食が終わった後は、おかゆを食べるのが一般的ですが、かわりに野菜スープを食べても大丈夫です。
お米を食べない外国でも断食は行われていますから、絶対におかゆしか食べてはいけないわけではないんですね。
野菜スープを飲む場合は、消化しやすくするために、野菜は細かく刻んでじっくりと煮込んで柔らかくしましょう。
味付けは薄味にします。
食べるときは一気に飲み込んでしまわずに、ゆっくりと噛んで消化を助けましょう。
おかゆの糖質が気になる人は、野菜スープを食べるのがおすすめです。
回復食2日目以降になれば、ポタージュなどのドロッとしたスープも飲んで大丈夫ですよ。
スープは断食でも使える
断食でスープは飲んでもOKです。
ただし、固形物はさけるため、具なしのスープにするか、具が入っていても食べないようにしましょう。
一番おすすめのスープは、具なしみそ汁です。
包丁を使わずに簡単に作れるのがいいですね。
わたしも断食中は塩分を摂るために飲んでいました。
断食中にダイエットドリンクの味にあきてきたら、スープを間食に飲むといいですよ。
スープには酵素が含まれていないので、酵素ドリンクと一緒に飲みましょう。