- 週末断食のやり方ってどうすればいいの?
- 平日は忙しいからダイエットができない・・・
- 簡単に2キロやせる方法はないかな?
忙しくて、なかなかダイエットをする暇がないってことがありますよね。
そんな人は週末断食をやってみるといいですよ。
週末断食をすれば、土日を利用して2日で2キロ痩せることができます。
平日は仕事や家庭で忙しい人でも、週末を利用して一気に痩せることができますよ。
今回は、週末断食の効果ややり方、注意する点をわかりやすく紹介していきます。
週末断食のダイエット効果
週末断食をすると、2日で2~2.5キロやせることができます。
断食をすると5日までは大きく体重を減らすことがわかっていて、1日1キロのペースで体重が減少していきます。
断食の体重が減るペース
- 1~5日 体重の2%
- 6~10日 体重の0.8%
- 11日目以降 体重の0.5%
個人差はありますが、体重が適正体重よりも多い人はさらにやせる効果も期待できます。
普通のダイエットは、1カ月頑張っても、2キロやせればいいほうです。
断食ダイエットは、1カ月頑張る時間を2日間に短縮することができる非常にやせる効果の高いダイエットなんですよ。
冷え性や肌あれにも効果あり
肉や魚中心の食事や、添加物が多く含まれたコンビニ弁当ばかりの食生活をしていると、体に毒素や老廃物が溜まってしまい、肌荒れや冷え性などの原因となります。
断食をするとからだの中の毒素や老廃物を、汗や尿を通して体の外に出すので、からだの中がきれいになります。
代謝が上がり細胞が活性化するので、肌がきれいになったり、肌あれが治ります。
そして血液がサラサラになり血行が良くなるので冷え性の改善につながります。
モデルや芸能人が断食を定期的に何度も行うのは、やせる効果のほかに美容効果も高いからなんですよ。
週末断食の準備
計画を立てる
週末断食をするまでに、断食をする計画を立てましょう。
断食には、準備期間、断食期間、回復期間の3つの期間があります。
それぞれに必要な日数は以下の通りです。
週末断食の日数
- 準備期間 ⇒ 0~2日
- 断食期間 ⇒ 2日
- 回復期間 ⇒ 1日
準備期間はなくても大丈夫ですが、つくった方が断食のダイエット効果が高まります。
忙しくて無理な場合は仕方ありませんが、できれば準備期間を作りましょう。
土日が休みの人のスケジュールを参考として作ってみました。
土日が休みの人は下の表を参考にしてください。
週末断食の参考スケジュール
- 金曜日 ⇒ 準備期間
- 土曜日 ⇒ 断食1日目
- 日曜日 ⇒ 断食2日目
- 月曜日 ⇒ 回復期間
平日が休みの時も同じように、休みの日を断食期間にして、その前後に準備期間と回復期間を1日ずついれるようにします。
仕事などで連続した休みがとれない人は、断食期間を1日にして行うといいですよ。
ダイエットドリンクを用意する
断食中は固形物を食べないようにして、胃腸を休ませます。
そして食事のかわりに、ダイエットドリンクを飲むようにします。
「断食中は水を飲むんじゃないの?」
と聞かれることもありますが、断食を水だけで行うのは、おすすめできません。
確かに古くから水だけの断食もありますが、水だけの断食は体調を崩しやすく、空腹感も強いため挫折する可能性が非常に高いんです。
そのため、現在主流の断食ダイエットは必ずダイエットドリンクを利用します。
ドリンクを飲むことで、最低限の糖分や身体に必要なビタミン、ミネラルを摂ることができるので、水断食に起こりやすい低血糖などの症状を避けることができます。
ドリンクは飲みごたえがあり、満腹感があるので空腹感から挫折する心配もなく楽にやせられます。
楽に健康的にやせるために、ダイエットドリンクは必ず用意しておきましょう。
ダイエットドリンクは、酵素ドリンクが一番おすすめです。
酵素が代謝を上げる手助けをしてくれるので、断食と非常に相性がよく、断食に必須のドリンクです。
断食ダイエットを成功させている人の多くは酵素ドリンクを利用しています。
断食をやる前に、ダイエットドリンクは絶対に用意しておきましょう。
週末断食のやり方
準備期間
断食の効果を高めるために、断食の準備をする期間です。
週末断食はやせる効果もありますが、体の老廃物を排出して代謝を上げて、体をクレンジングすることも大きな目的になります。
前日の夜に焼肉を食べてアルコールを飲んだりすると、次の日も消化に酵素が使われてしまい、体をキレイにするところまで手が回らなくなってしまいます。
すると、断食の効果が落ちてしまいますから、準備期間を用意します。
準備期間は断食の効果を高めるために、普段の食事量を6~7割に抑えてカロリー控えめにします。
消化に時間のかかる動物性タンパク質の肉や魚は食べないように心がけます。
かわりに植物性タンパク質の大豆や豆腐、野菜や海藻類などのヘルシーな食事を食べるようにしましょう。
準備期間の参考メニュー
- 朝 ⇒ フルーツ、野菜おろし、梅干
- 昼 ⇒ とろろそば、サラダ
- 夜 ⇒ 玄米ごはん、豆腐とわかめのみそ汁、サラダ
時間がなくて準備期間を作るのが難しい人も、断食の前日は、夜20時までに軽めに食事を済ませましょう。
次の日から断食だからといって、暴飲暴食をしないように気をつけてください。
準備期間にNGな食材
断食には体の中の老廃物を取り除いて腸内環境を整える効果があります。
断食の効果を高めるために、準備期間は、腸内環境を悪くしたり、体に老廃物を溜める食材は食べないようにします。
消化に時間のかかり、内臓に負担のかかる肉や魚などの動物性タンパク質、酸化した油が使われている揚げ物やお菓子、砂糖やマーガリンが多く使われているパンなどの小麦製品などは食べないようにしましょう。
準備期間に避ける食べ物
- 肉、魚などの動物性タンパク質
- 白砂糖が使われたお菓子
- 清涼飲料水
- パンなどの小麦製品
- ラーメン、揚げ物などの脂っこい食べもの
断食期間
断食中の過ごし方は非常に簡単です。
食事のかわりに準備したダイエットドリンクを飲む。
それだけです。
後はいつも通りに過ごしましょう。
ダイエットドリンクは朝昼晩の3回以外にも、お腹が空いたと思ったら飲むようにしましょう。
ドリンクを飲む目安は下の表を参考にしてください。
週末断食のドリンクを飲む目安
時間 | メニュー |
7時【朝食】 | ドリンク200ml |
10時 | ドリンク200ml |
13時【昼食】 | ドリンク200ml |
16時 | ドリンク200ml |
18時【夕食】 | ドリンク200ml |
21時 | ドリンク200ml |
1日4回~6回ほどドリンクを飲むようにしましょう。
ドリンクの量は、目安なので量を増やしてもかまいません。
酵素ドリンクなどは、水で薄めて飲むので自分の好みの味に調整してください。
また、運動をした後は、水分補給のために多めにドリンクを飲むようにするといいですよ。
ミネラルウォーターを1日10杯は飲むようにしよう
断食中は、水分不足にならないように、定期的に水やお茶を飲むようにしましょう。
「ドリンクを飲んでいるから大丈夫じゃないの?」と思うかもしれませんが、それでは足りないんです。
意外かもしれませんが、人は食事からおよそ1.5リットルの水分を補給しています。
食事のほとんどは水分なんですね。
ドリンク200mlを5回飲んでも1リットルしか水分補給ができません。
人は1日に2.5リットルの水分が汗や尿などでなくなっていきますからその分水分を補給する必要があります。
代謝をうながすためにも、1日コップ10杯程度、2リットルを目安に、定期的に水を飲むようにしましょう。
できればミネラルウォーターなどの良質な水がいいです。
朝起きたら1杯の水を飲んで1日をスタートするといいですよ。
水以外にもカロリーのない、お茶などを飲んでも構いません。
ただし体に負担をかけないように、カフェインのはいっていないものを選ぶようにしましょう。
ノンカフェインのお茶
- 麦茶
- 昆布茶
- はと麦茶
- そば茶
- ごぼう茶
- 小豆茶
- ルイボスティーやカモミールティーなどのハーブティー
体を温める
断食中は、代謝を上げるために体を温めるようにしましょう。
人は体温が1度下がると、代謝が12%も低下してしまいます。
平熱が36度以下の低体温だと、代謝が低下しているので、酵素の効きが悪くなってしまいます。
低体温、冷え性の人は、足湯に使って体を温めましょう。
足湯のつかり方
- 膝までつかるように、湯船に43~45度のお湯を張る
- 塩と重曹を大さじ2~4杯ずついれる
- 30分ほど湯船で温まる
足湯から出た後に、冷水シャワーを10秒ほど足に当てると、交感神経が刺激されて代謝アップにつながります。
他にもウォーキングなどの軽い運動をしたり、白湯などの温かい飲み物を飲むことで体が温まります。
冬はカイロや湯たんぽを使って体を冷やさないように心がけましょう。
体を温める方法
- 足湯に浸かる
- 運動をする
- 温かい飲み物、体を温める飲み物を飲む
- カイロや湯たんぽで体を温める
回復期間
2日間の断食期間が終わったら、食事を元に戻していくための回復期間です。
2日断食の場合、回復期間は1日あれば大丈夫です。
回復期間は胃腸に負担がかからないように、消化にいい食べ物を食べるようにします。
朝と夜におかゆを食べるようにするといいですよ。
回復期間の参考メニュー1
- 朝 ⇒ おかゆ
- 昼 ⇒ 酵素ドリンク
- 夜 ⇒ おかゆ
※普段朝ご飯を食べない人は無理に食べないで、ドリンクを飲むようにしましょう
断食期間と同じように、ダイエットドリンクをお腹がすいた時に飲んでください。
糖質が気になる場合は、おかゆのかわりにサラダを食べてもいいですよ。
回復期間の参考メニュー2
朝 ⇒ 酵素ドリンク
昼 ⇒ サラダ、みそ汁
夜 ⇒ 豆腐サラダ、みそ汁
サラダを食べる場合は、お粥に比べて消化に時間がかかるのでお粥よりもよく噛んで食べましょう。
よく噛むことで消化しやすくなりますし、脳に刺激がいき満腹感を与えてくれます。
お粥の作り方
回復期間は、おかゆを食べるのが一般的です。
できれば栄養のある玄米で作りましょう。
玄米は白米よりも血糖値の上昇も少ないので、断食明けの食事に向いています。
材料
- 玄米 60㏄
- 水300ml
- 塩 少々
作り方
1.お米を水につける
玄米をよく洗い、鍋に玄米と水と塩をいれ、8時間ほどつけておく(白米の場合は30分程度)
2.強火で炊く
鍋にふたをして、強火にかける。
蒸気があがったら、1~2分そのままにする。
3.弱火で炊く
火を弱め、極弱火で1時間ほど炊く
※途中でふたをとらないように注意
週末断食の注意点
週末断食を成功させるために、注意したい点を紹介します。
断食中はヨーグルトは食べない
断食中は代謝をあげるために、酵素の力を働かせます。
断食の効果を妨げるようなものは摂らないようにこころがけます。
ヨーグルトは腸内環境を整えるので一見良さそうですが、動物性たんぱく質が含まれているのでおすすめできません。
ヨーグルトのかわりに植物性タンパク質が含まれた、豆乳ヨーグルトを使うようにしましょう。
豆乳や豆乳ヨーグルトは、酵素ドリンクと合わせると美味しいですよ。
乳酸菌飲料も体に良さそうですが、成分の多くは人工甘味料なのでおすすめできません。
市販の野菜ジュースも熱処理されているので、酵素が死んでいます。
野菜ジュースを飲むなら、ジューサーで自分で作った野菜ジュースにしましょう。
またカフェインの含まれたコーヒーや緑茶、タバコやアルコールなどは体への負担が大きいので避けましょう。
断食中にNGな食材
- 清涼飲料水
- 市販の野菜ジュース
- 動物性タンパク質の含まれるもの
- カフェイン
- タバコ
- アルコール
- 薬
回復食は必ず食べる
週末断食が終わったら、回復食は必ず食べましょう。
断食が終わった後の内臓は、体の老廃物がなくなってきれいになった、生まれたての赤ちゃんのような状態です。
そこでいきなり焼肉やからあげなどの脂っこい食べ物を食べると、消化器官に大きな負担がかかります。
肉や魚などの動物性タンパク質は消化に時間がかかるので、うまく消化できず、気持ち悪くなったり、吐き気や嘔吐などの症状が出る可能性があります。
長い間食べ物を食べていない状態で、いきなり食べ物を食べるとショックで昏睡状態になったり、倒れたりすることもあるので気をつけましょう。
「断食で一番大切なのは回復食だ」といわれるほど、断食後の回復食は大事です。
安全のためにも、必ず回復食は食べましょう。
水だけの断食はしない
水だけの断食は体調を崩しやすく、つらいのでやめておきましょう。
水断食は、断食中に栄養素が一切摂れないため、低血糖による、めまいやふらつきなどの症状が起こります。
また、体が酸性化するアシドーシスという状態になるので、疲労感や脱力感などの症状が起こります。
何度も断食をしている人は、体がある程度適応しているのでうまくいきますが、初めて断食をしてみる人は、やめておいたほうがいいです。
わたしは水断食もやったことがありますが、かなりつらかったです。
ドリンクを使った断食の方が楽ですし安全です。
ダイエット効果も大きな違いはありません。
断食でダイエットをする人は必ず、ダイエットドリンクを準備しておきましょう。